【沖川東横】男を夢中にさせる恋愛のルール
【沖川東横】男を夢中にさせる恋愛のルール(2011/12/1)
※以下抜粋
■p104
あなたはあなたの人生を生きているのに、いつも好きな彼一色で過ごしていてはもったいなく思えます。彼自身に限りない可能性があるように、あなた自身にも限りない可能性があるのです。
男性とお付き合いしながら、やりたいことを可能な限り挑戦してきた人と、彼一色の生活をしている人とでは、人としての魅力には大きな差が出てしまうものです。
恋愛がすべての女性は男性にとって魅力的ではありません。
男性は自分の仕事が忙しく仕事のことだけで頭がいっぱいのとき、彼女には彼女の時間を自由に充実したものにしてほしいと思っているのです。
せっかくこの世に生まれ、人生を生きることができているのです。
自分の過去を振り返ったときに後悔しない人生にできているかどうかは、今の、これからのあなた次第なのです。
たった一度きりの人生、好きな人に全力で向き合えるのも素晴らしいことです。でも、いつも好きな人がすべてというような人生ではバランスがよい人生とはいえません。心に余裕も生まれません。
自分の人生を謳歌するために、彼と会えない日々こそ、一人の時間を楽しめている。これは、彼といい関係を保つ秘訣でもあると思います。
■p126
あなたに、理想の男性で、大好きな彼がいるとします。片思いの彼かもしれません。あるいは復縁を望んでいる彼かもしれません。しかし彼は、あなたにとって難しい相手だとします。あなたはどうしますか? ちょっと考えてみてください。
いかがですか? もしかして、楽なほうへ逃げていませんか?
例えば、大好きな彼のために自分磨きをしなくてはいけないと、頭ではわかっているのですが、失恋してやる気がない。積極的な自分磨きより、消極的妄想の世界に浸っているほうが楽でいい、と考えるなどです。
もし、あなたが楽なほうを選んだら、成長はしないと思います。そして恋愛、結婚、仕事、人生すべてにおいて、後退を余儀なくされるでしょう。
特に若いときは、難しいほうにチャレンジすることです。失敗しても構いません。つらく悲しんでも構いません。精神的に疲れても構いません。若いから立ち直りも早く、何とかなるものです。
何もしないでクヨクヨ考えるより、失敗してもいいから、何かをやるべきです。答えは行動しながら出てくるのです。
■p140
ある女性が、こんな気持ちだとします。
彼とは別れようと思っている。彼は、男として、人間としてダメな人である。このまま彼と付き合っても私は幸せになれないとわかっている。もうすぐ、私は30歳。このまま彼と年を重ねるのは不幸だ。しかし、心の半分は彼との別れを不安に思っている。寂しくて、彼を失うのが怖い。このまま一人で生きていくのかと思うと気が狂いそう。そんな思いをするなら、不幸な相手とわかりながらも、このままの関係を続けたほうがいいのだろうか? 自分でもわからない。
彼女は、千尋の谷、がけっぷちの木の枝にぶら下がっている状態です。手を離せば、奈落の暗くて深い谷に落とされる。落ちたら死ぬかもしれないと思っているのです。
最初は両手でぶら下がっていたけれど、精神的に追いやられて、今は片手で必死にぶら下がっている。いつ落ちるかわからない、非常に危険な状態です。
手を離せば、不幸な相手の彼と縁を切ることができます。でも手を離せば、自分は奈落の底に落ちるという恐怖感があります。どっちも決められない宙ぶらりんな状態です。
こういう場合の私のアドバイスは、その片方の手を離しなさい、というものです。
彼女は、「落ちたら、私死ぬわ」と恐怖心に脅えています。落ちたら、落ちたとき考えればいいのです。そのまま奈落の底に落ちて死ぬか、あるいは運よくまた木の枝に引っかかって命が助かるか、それはわかりません。
はたまた自分が手を離した先は実は安全な場所かもしれません。落ちたら落ちた先の運に任せればいいのです。それが積極的な心なのです。
それより問題なのは、宙ぶらりんの状態に必死にしがみついてもがいている姿です。
人の恐怖心は、意思決定の妨げとなります。その恐怖心を克服する方法は、ぶら下がっている片手を離すことです。
恋愛でも仕事でも、それは同じです。
■p143
一度失って、奈落の底に落ちても、人間はそこからはい上がる能力を持っています。
一時期は立ち直れないかもしれませんが、少し休めば、人間はまた、やる気が出てくるものです。
手を離す勇気を克服した人は、立ち直ったとき、パワーアップした人間に生まれ変わります。
そうなれば、次は成功します。
だから、不幸と感じたときは自ら手を離すべきです。
いつまでもしがみついていても、やがて相手にけ落とされたりします。
そうなるとなかなか立ち直れません。
自ら手を離して、奈落の底を見てみるのも、面白いかも、というように考えることです。
■p162
マイナスの感情を持っているときは、もがけばもがくほど悪い方向にいっていまいます。
その悪い状態を脱する方法は忘れることです。
病気は忘れたとき開放に向かうといいます。
苦しい、痛いと思っているときは治らない。
病気だったことなんか忘れたとき、病気は治っているそうです。
■p214
潜在意識は明確な目標があってこそ、有効に働くのです。期日のないあいまいな目標ではなく、はっきりと何年何月何日に私はこうするという目標があったほうがいいのです。
例えばあなたが結婚をしたいと望むのなら、何年の何月何日と日にちを先に決めることです。決めたらカレンダーのその日にハートマークを入れましょう。
今までは「いつか結婚できるだろう」とか「30歳までには結婚したい」などと、あいまいに考えていたはずです。
そのあいまいな考えをやめ、はっきりとした期日を設定して目標を持ちましょう。明確な目標があってこそ、あなたの願望はかなうのです。不明確だと潜在意識の力は優柔不断にあっちこっちに拡散してしまうのです。
例えばあなたが、「私は2年後の3月3日に結婚する」と決めます。今の段階では相手がいなくてもかまいません。まずは明確な目標を持つことが先なのです。
あなたがその目標をカレンダーに入れた時点で、目標の半分は達成されるのです。残り半分は、毎日毎日目標を確認し、その目標に従って行動するだけで達成されます。
毎日目標を目視し、行動する。それを信念といいます。信念は目標を達成するため、不可欠です。一日も手を抜いたり休まないことです。
結婚するまでのたった2年間、毎日やることです。その充実した2年間があなたの今後の50年間を保障します。結婚相手を選ぶとき、あなたは50年もつ相手をきっと選ぶことでしょう。
結婚する日を毎日毎日、健在意識で唱えてください。そうすれば後の細かい段取りは潜在意識がかなえてくれます。
あなたは潜在意識の内なる声に従って行動を起こせばいいのです。内なる声の聞き方は、どんなときでもちゅうちょすることなく、心を積極的に持つことです。